セキレイの記録

君たちはどう生きるか


タイトル:君たちはどう生きるか

著者:吉野 源三郎

こんな人にお勧め

・教育に携わっている人

・多様性のある環境の人


2023年に公開されたジブリ作品「君たちはどう生きるか」

タイトルが同じで話題になっていたので当時買って、積まれていました。

やっと手を付けて読み終わりました。


この本は主人公のコペル君が体験したこと、考えたことがあり、

その事について叔父さんが日記で考察しているという本になっています。


その体験にはいじめや社会とのつながり、過去の偉大な人物やその行く末などがあり、

コペル君が一つ一つの出来事に考えを巡らせている様子がわかります。

そのことから教育や多様性のある環境の方にお勧めかなと思いました。


読み方としては、内容をさっと読むではなく立ち止まって考えながら、

時には本を閉じながら読み進めるのをお勧めします。


印象に残ったこととしては下の一文です。

『君はただ「立派そうに見える人」になるばかりで、

本当に「立派な人」にはなれないでしまうだろう』


とても刺さる一言で、自分もネットや本で情報を見ながら

立派そうな人になっているような気がしてなりません。


宮崎駿の映画は見たんですが、難しすぎてわかりませんでした。

この本を見た今だから、もう一度みたいなと思いました。



下にリンクを貼りますので、興味がありましたら是非お手に取ってみてください。




このページは2024年6月の記事です。